外資系IT企業への転職のポイントとステップ

外資系ITソフトウェア企業に興味を持つ方は多いでしょう。
グローバルな環境で働くことや、高い給与水準、最先端の技術に触れる機会が魅力的だからではないでしょうか。
しかし、実際に転職を考えると、将来のことや家族のこと、自分の実力でできるのかなど、不安や疑問が湧いてくることも多いかと思います。
この記事では、外資系ITソフトウェア企業複数社でカントリーマネージャー勤めた私が、外資系IT企業に転職を考える際に知っておくべきポイントとステップを紹介します。

Contents

外資系ITソフトウェア企業の魅力

外資系ITソフトウェア企業で働く魅力は、最新のテクノロジーに触れる機会がある、充実した社内IT環境や教育環境が提供される、グローバルな視野がもてる、キャリアの可能性が広がる、責任は伴うが比較的自由な働き方ができる、大きな仕事にチャレンジできる、自分の責任の範囲で仕事をドライブできることなどがあげられます。

つまり、やる気とあきらめない気持ち、そしてビジネスをドライブできる実行力があれば、環境は会社が用意してくれるので、日本企業では体験できないようなダイナミックなビジネスをすることが可能なのです。

また、外資系企業は高い給与水準と充実した福利厚生を提供していることも多く、モチベーションを高める要因となります。外資系ITソフトウェア企業に務めることは、さまざまな経験値を高めることができキャリアが大きく飛躍する可能性につながります。

外資系ITソフトウェア企業への転職に必要なスキルと経験

外資系ITソフトウェア企業で成功するためには技術スキルとソフトスキルの両方に加えて、独立したメンタリティが重要です。

たとえば、営業系の仕事をしている人であれば、製品、周辺技術、業界に精通していること、そして基本的な営業力はもちろんですが、コミュニケーション能力、問題解決能力、リーダーシップなどが必要です。外資系のITソフトウェア企業における営業系の仕事は、プロフェッショナルスポーツ1軍のフィールドで活躍する選手と同じように、会社をリードするエースなのです。

技術者であればプログラミング言語やクラウド技術、アプリケーション、プロジェクトに精通していることはもちろんですが、コミュニケーション能力や問題解決能力、そして何より逃げずにやり遂げる根気も求められます。

また、組織の大きさにもよりますが、英語力は欠かせない要素です。英語でのメール対応、トレーニング受講、製品資料の理解などが日常的に行われます。また、時々外人スタッフと一緒の会議などが行われるため、英語アレルギーを無くし、日々英語力を強化することが重要です。

外資系IT企業の文化と働き方

外資系企業はダイバーシティとインクルージョンを重視しており、多様なバックグラウンドを持つ人々が活躍しています。さらに、リモートワークやフレックスタイムといったフレキシブルな働き方が普及しており、自分のライフスタイルに合わせた働き方が可能です。成果主義が基本であるため、自己管理能力も重要です。

転職活動のステップ

まずは自己分析を行い、自分の強みや目標を明確にしましょう。外資系ではその人は何ができる人なのかが問われます。ですので、自分は何が得意なのか、どんな実績・能力があるのか、その能力を伸ばすためにどのように努力してきたか、その能力を活かして転職先の会社でどんな貢献したいなど、しっかりとした自己分析とクリアなビジョンを持つことが大切です。

その上で、日英のレジュメとカバーレターを作成し、自分のスキルや経験を簡潔にアピールします。

面接対策としては、転職先の企業分析をしっかり行い、入社動機、どのようなことがしたいか、自分がチームに入ったらどのような付加価値を提供できるか、それらを踏まえたしっかりとした準備を行いオンライン面接の練習を行って、自信を持って臨みましょう。

実際の転職

私はこれまで多くの人の面接を行い採用もしてきました。営業にとどまらず、技術系、バックオフィス系の人も数多く採用してきましたので、どのようなアプローチを取ると好感がもてるのか等、あなたの転職活動にも役立つ情報を提供できます。

まとめ

外資系IT企業への転職を考える際には、自己分析やスキルの強化、転職活動のステップをしっかりと踏むことが大切です。外資系企業での挑戦は、あなたのキャリアを大きく前進させるチャンスです。新しい環境での挑戦を恐れず、自分の可能性を広げましょう。

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